薬剤師の転職活動

大手を辞めたい薬剤師の不安を徹底解決

大手を転職したい薬剤師のための失敗しない転職先選びをエージェントが解説!

  • 2021.06.30

女性薬剤師・左手

実は私、せっかく大手の調剤チェーンに入社したのに…辞めたいと思ってます。
大手って辞めちゃったらもったいないですか?

エージェントはやた

大手を辞める不安って、エージェントとして働いていてもよく聞きます。
でも大手を辞めることを心配しすぎる必要はないし、大手を辞めて満足してる薬剤師さんはたくさんいますよ。

ここでは大手を辞めても大丈夫な理由を、実際にクオールや日本調剤など大手を辞めた薬剤師さんの退職理由からお伝えします。

さらに転職エージェント目線から、大手を辞める薬剤師さんが後悔しない転職先選びを案内していきますね。

大手を辞めることへの不安解消や、大手から転職したい薬剤師さんの手助けになればと思います。

エージェントはやた

大手を辞めることに不安を持つ薬剤師さんに、ぜひ読んで欲しい内容です。
読み終わったあとは、大手を辞めたいのに辞めずに悩む必要はないと気付くはずですよ。

大手10社でよくある退職理由は、記事下部で紹介しています。
実際に大手を辞めた薬剤師の転職理由から読みたい方は、こちらからどうぞ。

薬剤師の辞めたい理由をに興味のある方は「【辞めても大丈夫?】職場を辞めたい薬剤師100人に調査。薬剤師が辞めた方が良い職場とは?」をご覧ください。

 

この記事を書いた人

エージェントはやた手はやた
元薬剤師専門の人材エージェントで、10年以上勤務経験あり(人材派遣、人材紹介)。キャリアアドバイザーや法人営業として、薬剤師の転職サポートを年間100名、合計500名以上実施、大手薬局やドラッグチェーンの人事担当や採用責任者の方とやり取りしてきました。
趣味はマラソン。

大手を辞めたい薬剤師は多い。辞めたい理由は?

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すでにお話したように、大手を辞めたいと考える薬剤師さんは多いです。
私が実際に聞いてきた、大手を辞めたいと思った理由の多くがこちらです。

周りより給与が低いことに気が付いた

薬剤師3年目のとき、大学の友人と年収を教えあったら、自分が一番低かった。
後で調べたら友だちが勤めている中小はこれからもっと年収が上がるみたいで、ここで仕事を続ける意味って何だろうと思ってしまった。

友人は来年には管理薬剤師にしてもらえるようだったが、大手だとポジションがつくのはまだ先なので、早めに転職した方が良いかと考え始めた。
20代 男性 奈良県

一般的に大手と言われる調剤薬局よりも、中小規模の調剤薬局の方が、平均年収が高め。

地方ではあまり差が出ませんが、都市部だと20代でも年収に100万円以上差が出ることもあります。

参考記事 薬剤師はどんな年収アップ転職ができるか転職エージェントが徹底解説!

今の給与のままで家庭を支えることに不安

結婚を考えている彼女がいますが、今の会社の給与だと家庭を支えていくのには不安があります。
彼女は薬剤師ではないので、一度出産で仕事を離れると復職が難しいようです。
自分の給与だけで子どもを育てることを考えると、今の会社では難しいかもしれないと考えました。
30代 男性 石川県

他の職種に比べ、早いうちに給与が頭打ちになる薬剤師。

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結婚や奥様の妊娠を機に、1馬力でも家計を支えられる中小企業に転職をする男性薬剤師も少なくありません。

サービス残業が続いた

入社前は残業代は全部支払いますって言われていたのに、研修後に配属になった店舗では残業代がほとんど出なかった。

薬局長に残業代はどうして出ないのか聞いたら「決められた時間内に仕事が終わらないのは、個人の能力が低いから」と言われたが、全員残業していたので能力は関係ないと思った。

あとで先輩に聞いたら、残業をつけると薬局長の評価が下がるのが理由らしく、一生懸命働くのがバカバカしくなりました。
20代 女性 広島県

残業など時間外労働を行った場合、その分の割増賃金を支払わないことは、労働基準法違反に該当します。

そのため残業をした事実を残さないために、シフトを調整したり、残業前にタイムカードを押させる企業も。

残念なことにそういった残業代の未払いは、大手チェーンに多い傾向です。

ルールが厳しすぎて、患者さんにきちんと対応できない

薬に対する不安が大きい患者さんに色々と質問を受けたのですが、薬局内が混雑していて、それ以上長くお話するのは難しい状況でした。
そこで薬局内が落ち着いてから、後で患者さんのお宅にこちらからお電話して、続きの質問に回答させて欲しいとお話しました。

患者さんもその方がゆっくり話せて助かるとおっしゃっていたのですが、薬局長に「そういった対応はマニュアルにないのでやめるように」と言われました。
電話がダメな理由が「マニュアルに載っていない」だけだったので、納得できず理不尽な思いをしました。
20代 女性 栃木県

薬局長の性格や判断による部分も大きいですが、基本的に大手は業務に対するマニュアルがかなり細かく決まっています。

仕事をする上で一定の決まりは必要ですが、理不尽なルールを押し付けられて、ベストな選択ができないと感じる薬剤師の方も多いです。

異動・転勤が多くて大変

異動や転勤はあるけど多くはないと聞いていたんですが、実際にはかなり多いです。
半年間地方店舗に応援に行かされたあとに、元の店舗に戻らず飛行機の距離に転勤になりました。
来年にはまた別のエリアに転勤と言われており、慣れない土地ばかりで毎日疲れています…。
20代 男性 埼玉県

多くの調剤薬局に異動がありますが、あまりにも頻繁に異動があったり、転勤があると仕事の疲労が大きくなります。

大手を辞めて転居がない企業で働きたいと考える人も、少なくありません。

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これらの不満がつのり、実際に転職をするのは新卒入社の勤続4~5年目の薬剤師さんが多いです。
2~3年目ごろから抱えていた不満が、そのころになって爆発するのかもしれないですね。

我慢していたけど、結婚などライフスタイルの変化を機に、転職を決意する人も多いです。

大手出身の薬剤師が大手を辞めてよかったこと・後悔したこと

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上のような不満から大手を辞めた薬剤師さんは、転職後どうだったのでしょうか?
大手を辞めてどうだったか、伺ってみました。

転職前に比べて、年収が60万円アップしました。
管理薬剤師候補の入職なので、今後管理薬剤師になったらさらにアップして年収600万円を超える予定です。
30代 男性

異動がほぼないので、落ち着いて働けます。
転勤は絶対にない薬局なので、家を買おうと思っています。
40代 男性

意図的に連休を作ってくれるので、旅行に行きやすくなりました。
店舗の雰囲気が良いので、みんなで相談しながらシフトを作ってます。
30代 男性

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私の経験上、ほとんどの方が大手から中小への転職に満足されていましたよ。
もっと多くの感想が知りたい方は、「調剤薬局大手と中小の違い|転職エージェントが徹底解説!」を読んでくださいね。

ただ、中には大手を辞めて後悔してる方も。

年収はかなりアップしたけど、残業が多くて大変。
前の大手の方が残業が少なかったです。
20代 女性

エージェントはやた手

この方が大手からの転職で後悔してしまったのは、優先順位が決まっていなかったことが原因。
転職エージェントが語る転職に成功する薬剤師と失敗する薬剤師の違い」を参考に、転職理由をハッキリと決めてくださいね。

中小薬局への転職って不安?よくある大手出身薬剤師の不安は解決できる!

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大手を辞めて後悔している薬剤師は少ないと言っても、辞めることをためらう方が大半。
多くの薬剤師さんが、大手を辞めるのに悩む理由は以下の3つです。

  • 中小調剤薬局の将来性が不安
  • 大手の方が福利厚生や退職金が良さそう
  • 中小薬局は教育制度が整ってなさそう

多くの大手出身の薬剤師さんが持つ、中小薬局についての不安要素について解説します。
大手に比べると組織的な不安がありそうですが、実際はほとんど問題ありません。

中小調剤薬局の将来性って大丈夫?

今やコンビニよりも多いと言われている調剤薬局。
残念ながら倒産してしまう薬局もあります。

でも薬局の安定性を個人でそれを判断するのは、正直かなり難しいです。

1つの判断基準として、「マイナビ薬剤師など紹介料が高い転職サイトを使っている企業は、経営基盤が安定している」と言えます。

マイナビ薬剤師は掲載希望があっても、ブラック要素や不安要素がある求人は紹介しないので、安心して働ける中小調剤を選べますよ。

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マイナビ薬剤師の詳細は「マイナビ薬剤師の評判・特徴を転職エージェント2人が赤裸々に暴露!」の記事で解説しています。

中小薬局の福利厚生ってどうなの?

確かに全体で見れば、中小薬局より大手の方が福利厚生面で優れています。
でも中には、大手並みに福利厚生が充実している中小薬局も。

例えば東京周辺に展開している中規模チェーンのメディックスは、福利厚生が良いことで有名。
借り上げ社宅制度や奨学金返済補助金制度はまさに大手並みだし、年間休日も123日と多めです。

横浜調剤薬局グループも有給消化率がほぼ100%な上に、産休育休そして復帰後の時短勤務も利用しやすい環境。
完全週休2日制ですし、長く働くための福利厚生が整った環境ですね。

このように中小薬局だからと言って、必ずしも大手に福利厚生が劣るとは言い切れないんですよ。

ただ女性は結婚してパートや派遣に変えることもあるので、年収を優先させた方が得なことも。
将来のライフスタイルを見据えて、総合的に判断して転職先を検討すると良いでしょう。

中小薬局に教育制度ってある?

大手はどの会社も、充実の教育・研修制度が整っていますね。

でも中小薬局の中にも、教育や研修に力を入れている薬局があるんですよ。

例えば東京周辺に出店しているオーベル薬局
こちらはかなり研修に力を入れています。

医師による講習や社内勉強会に加えて、提携クリニックでの実地研修も。
他店舗での研修もあるため、様々な処方に触れられます。

ちなみにオーベル薬局は、住宅手当が5万円出るなど福利厚生も充実しています。

神奈川県中心に展開する望星薬局も、教育制度に力を入れている薬局です。

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大手出身薬剤師の大手を辞めることに対する不安は、転職先の選び方によって解消できます。
自分の不安を明確にして、転職エージェントに相談してくださいね。

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大手出身薬剤師でも満足できる中規模調剤チェーンの魅力

結論として、大手出身薬剤師さんの多くが、中規模チェーン薬局に転職しています。

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中規模チェーン薬局は、大手出身者の不安や不満を解消しやすい存在。
安定性や年収が高めで、福利厚生や教育制度が整った企業が多いからですね。

大手出身者は知識や大手のノウハウを得ているので、中小調剤から歓迎されます。
そのため求職者の希望にあわせて交渉も可能。

例えば、こんな条件交渉が可能なケースがあります。

  • 年収480万円スタート 年収530万円スタート
  • 近隣店舗異動あり 異動なし
  • 毎週土曜日出勤 土曜日は隔週
  • 一般薬剤師 管理薬剤師候補

中小薬局は大手のようにルールが細かく決まっていないので、状況に合わせて交渉が可能。
大手での経験や知識を活かし、意欲的に働く姿勢を見せれば好条件で転職できます。

ただし個人での交渉は上手く行かないので、条件交渉をしたいときは転職エージェントに任せてください。

以下では大手を辞めたい薬剤師の3大理由となる「年収面」「異動」「残業」に対して、中規模チェーンがどのようにアプローチできるのか解説します。

中規模チェーンなら簡単に年収アップ可能

大手企業は、給与テーブルがきっちり決まっています。
そのため、年収500万円を超えるのは30代前半ごろ。

でも中規模チェーンなら、20代の薬剤師さんでも今すぐ年収500万円達成が可能。

管理薬剤師やエリアマネージャー(候補)としての入職なら、さらに上が狙えることも。

大手から中規模チェーンでの転職で、年収が100万円アップなんてことは、珍しくないですよ。

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1店舗もしくは数点の小規模薬局でも高年収が可能な求人はありますが、大手経験者は小規模すぎるのは不安と中規模チェーンを選ぶ方が多いです。

中規模チェーンは異動が最小限で済む

大手薬局はどんどん事業拡大をしているので、薬剤師を各地へ回す必要があります。
そのため異動や転勤が頻繁。

管理薬剤師の育成のため、上司が頻繁に変わることも多いですね。
それがトラブルの元になることも…。

一方中規模チェーン薬局は、それほど頻繁に異動させない傾向。

10年以上同じ店舗で働いている薬剤師さんなども、よくいますよ。

異動が少ない企業や人間関係が良い薬局・離職率の低い薬局については、エージェントがしっかり把握していますよ。

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東京の一部エリアについては、私も紹介しています。

残業が限りなく少ない中規模チェーンもある

中規模チェーンでも、残業が多いところはあります。
でも中には、残業が限りなく少ないところも。

例えば灰吹屋薬局は、ほとんどの店舗で月間残業時間は5時間未満。

バンビ―薬局・白金薬局も、残業が少ないことを決め手に入社する人がいるくらいです。

大手だと、エリアや店舗によって残業量に差が出やすいです。
ある店舗は残業ほぼなしで、別の店舗は長時間残業になっていることも…。

その点残業が少ない中規模チェーンでは、どの店舗も一律に残業が少ないですよ。

働きたいエリアの残業が少ない中規模チェーンについては、転職エージェントに聞いてくださいね。

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中規模チェーン薬局は、大手出身者の仕事に対する不満を解消しやすい環境です。
どんな環境で働きたいか、何が一番不満なのかをハッキリさせて、転職先を探しましょう。

大手を辞めた薬剤師が、次も大手に再転職はあり?

大手出身者には中規模チェーンへの転職がおすすめですが、安定性が気になり別の大手へ転職を考える方も珍しくありません。

私が転職サポートした大手出身の若手薬剤師さんで、中小薬局を選ぶのは全体の半数ほど。
2割がドラッグストアを選び、残りの3割はまた大手に就職されてます。

最近の大手薬局は、働きやすさを意識的に改善している企業が多いです。
残業時間も、劇的に減っている企業が増えてますね。

異動を最小限にしたい方には、手当を減らすことで異動を減らし対応している企業も。

そのため大手から大手への転職で、不満がちゃんと解消されることも十分にあり得ます。

ただし中にはまだ残業が多いところもあるし、異動が頻繁な大手も。

異動がイヤで転職したのに、また異動が多い大手に入っては意味がないですね。

転職前に自分の決め手となった退職理由をしっかりと見極めて、それを解消できる大手を選ぶのが転職成功のカギとなります。

同じ大手薬局と言っても研修重視や働きやすさ重視など、力を入れているポイントが全く違います。

しっかり下調べをして、転職を成功させましょう。

大手か中小かで悩んでいる方は、「調剤薬局大手と中小の違い|転職エージェントが徹底解説!」も読んでみてください。
各大手調剤チェーンの特徴も載せていますので、大手の比較の参考にもなりますよ。

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年収アップ目的の転職なら、残業は多くハードだけど年収設定は高いドラッグストアがおすすめ。
薬剤師のドラッグストア業界の転職事情2021年版」を参考に、検討してくださいね。

大手を辞めたい薬剤師に送るアドバイス4つ

エージェントはやた手

最後に大手を辞めたいけど悩んでいる薬剤師さんに向けて、私から4つのアドバイスを送ります!

  • 自分に合った働き方を探すのは悪いことじゃない
  • 年収が理由で転職してもOK!
  • 『どんな働き方をしたいか』を明確に決めよう!
  • 転職サイトを利用しよう

以下で解説しますね。

自分に合った働き方を探すのは悪いことじゃない

大手は企業としては成功しているかもしれませんが、働く人全員にとって必ずしも良い環境とは限りません。

例えば異動が多いことを「定期的に新しい環境で働けるのが楽しい」と感じる人もいれば、「環境がコロコロ変わるのは落ち着かない」と感じる人も。

大手で働く限り、組織上異動は絶対につきもの。
異動に不安を感じて働くより、中小薬局の異動がない環境で働きたいって人は実際多いですよ。

待遇や環境・人間関係はもちろん働き方を含めて、薬剤師としてベストを尽くすために自分にあった仕事を探すのが悪いわけはないですね。

大手を辞める=マイナス とはならないので安心してください。

年収が理由で転職してもOK!

正直なところ、「年収を今より上げたい」というのは、トップクラスに多い転職理由です。

薬剤師さんは医療従事者ですが、仕事をするのは基本的にお金のため。
「もっと多く報酬が欲しい」と望んでも、何も間違ってません。

薬剤師業界に限らず、一般的に「年収」はその人の市場価値。

年収を上げるということは市場価値を上げることなので、将来的にプラスにつながることが多いです。

年収アップ目的で転職をして、スキルアップやポジションアップが叶った方も。

「これだけお金をもらってるんだから!」と、年収が上がって仕事に対するモチベーションも上がったと言う方は多いですよ。

エージェントはやた手

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