年収アップ

大手調剤チェーンより中小調剤チェーンの方が給料がいいのはなぜか?

調剤薬局ではなぜ大手より中小の方が給料がいいのか

  • 2021.07.2

調剤薬局における年収は、大手よりも中小薬局の方が良い場合が多いです。
企業全体での利益も大きく資金力の勝る大手よりも、中小薬局の方が給料が良いのはなぜか不思議ですよね。

そこでこちらの記事では、実際の事例を交えながら調剤薬局において大手より中小薬局の方が給料が良い理由をご説明します。

転職で年収アップを狙っている調剤薬局勤務の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

調剤薬局の大手と中小の違いを総合的に知りたい方は、「調剤薬局大手と中小の違い|転職エージェントが徹底解説!」を見てくださいね。

この記事を書いた人

三上小夜香 三上小夜香
大手調剤薬局に勤務後、転勤族であるMRとの結婚により退職。結婚後はしばらくパートで働き、派遣薬剤師に転向。妊活に専念するため退職し、現在は子育てとライターの兼業中。趣味はゲームとネットサーフィン。

中小薬局と大手調剤チェーンの特徴比較

まずは中小薬局と大手調剤チェーンの、給与に関する違いを比較してみます。

平均して中小薬局の給与が高いのは、企業資本や売上以外の要素が関係しているんですよ。

中小薬局 大手調剤チェーン
薬剤師確保 苦労しがち 安定している
給与体系 柔軟に変動 テーブルで固定
急募求人 出やすい 出にくい

中小薬局、特に小規模チェーンの場合は各店舗がギリギリの人数であることが多いです。

新卒の応募がなかなか無いケースもありますし、中途入社も集まりにくい。

急な欠員に対し人員が補充できず、急募求人を出すことが珍しくありません。

なかなか入職希望者が来ないエリアだと、年収アップ交渉に応じて人員を確保することも珍しくないですね。

これは中小薬局の給与体系が一律で固定されておらず、柔軟に対応できるからできること。

一方、大手調剤チェーンは企業としての安心感が強く新卒薬剤師が十分に集まります。

リクナビ薬剤師など大手に強い転職サイトとのパイプも強く、人材確保にはそれほど苦労しません。
急な転職者がいても異動で対応できるので、急募求人は出にくいですね。
給与テーブルも固定されているため、大手に対する転職時の給与交渉はかなり難しいです。

中小薬局が大手以上の年収を提示できる理由

中小薬局であっても、各店舗で黒字ラインとなる安定的な処方箋枚数が確保されていれば、会社全体での収益はそれなりの金額になります。
大手より給料面を優遇しても問題無く経営していけます。

また中小薬局は大手調剤チェーンとは違い、教育体制やシステムがそれほど整っていません。
低い給与で次々と辞められて再教育するよりも、同じ人に長く勤めてもらった方が結果として安上がりになることも。

実際大手調剤チェーンに比べ、中小薬局の離職率は圧倒的に低いですよ。
関東エリアの中小薬局である雄飛堂は、新卒薬剤師の離職が入社後3年間ゼロだそうです。

求職者としても転職を繰り返すより、長く勤めやすい職場を選ぶ方が良いですね。

三上小夜香

ルールが厳しくない中小薬局の方が患者さんと向き合いやすく、やりがいも見出しやすい環境です。

中小薬局への転職で年収アップを叶えた事例

上記の理由から、大手調剤チェーンから中小薬局の転職は年収アップを叶えやすいです。

安定性や福利厚生面など、大手には大手の良いところがありますが…
やっぱり年収で言うと、中小薬局の方が有利。

実際に、大手から中小薬局への転職で年収アップさせた方の体験談を紹介します。

中小薬局に給与交渉をして年収50万円アップ

中小薬局相手に給与交渉する転職エージェント
地方の小規模調剤薬局チェーンに転職した際に、実際に給与交渉に成功した体験談がこちらです。

参考記事 地方勤務を選んだ薬剤師の年収アップ転職体験談

当初は年収500万円の提示でしたが、薬キャリのエージェントが自発的に給与交渉をしてくれて、結果50万円アップの年収550万円での転職となりました。

前職と比較しても年収45万円アップであり、数か月後には管理薬剤師になることが確定しています。
管理薬剤師手当がつけば、さらに10~20万円年収アップが見込めますね。

転職サイトを通じて応募する場合、このような交渉での年収アップ成功は珍しくありません。

しかし個人での転職応募において、給与交渉の成功はかなり難しいです。
給与交渉どころか、求人票と違う条件を提示されることも…。

転職エージェントはその豊富な経験から、「この会社なら〇万円まで行けるだろう」とわかっているので、上手に条件交渉できるんです。

求人元も今後また良い人材を紹介してもらうため、条件を飲むことが多いんですね。

転職エージェントは、給与だけではなく勤務条件面も交渉してくれます。
「土曜日は休みたい」など勤務に関する希望があれば、面談時に細かく相談してみましょう。

薬キャリは取り扱い求人数がダントツで多いので、希望が多い方でも条件に合う求人を見つけやすいですよ!

ドラッグストアから中規模薬局チェーンへの転職で年収160万円アップ

こちらの体験談の方が勤める中規模調剤薬局チェーン店では、都内でありながらも、管理薬剤師の求人で年収720万円(残業代込み)の募集だったそうです。

参考記事 薬剤師の転職成功体験談 年収160万円アップの成功例

「都内なのに高収入」の理由は、薬局のスタッフ構成が「正社員の管理薬剤師+パート薬剤師」だったため。

正社員が1人なので、パート社員とは年収にメリハリをつけることが可能でした。

また薬局の要となる管理薬剤師は、エリアの平均水準よりも高めの年俸で優秀な人材を確保したいという求人元の希望がありました。

前任の管理薬剤師が急に退職して急募求人となったことも、高年収に繋がったようです。

このようなお宝求人は応募が殺到しすぎるため、公開求人にはならず転職サイトに登録している薬剤師の中で取り合いになります。

実際にこの体験談の方もファルマスタッフに登録後に、このお宝求人を紹介されたそうです。

即日で5件の応募があり、即募集が打ち切られたとのこと。

高年収のお宝求人を手に入れたければ、ファルマスタッフなど小まめに連絡をくれる転職サイトに登録しておくことが大切ですね。

年収が高い中小薬局求人の探し方

当然ですが、全ての中小薬局が高年収というわけではありません。

年収アップしたいなら、意図して年収が高い中小薬局求人を探しましょう。

高年収求人の探し方は、以下です。

急募求人を狙う

何度かお伝えしているように、中小薬局は人材が不足しがち。

急募求人は高年収での募集となりやすいし、年収アップ交渉もしやすいです。

ただ上の体験談のお宝求人のように、急募求人は突然出てすぐに締め切ります。

急募求人の情報を逃さないため、あらかじめ転職サイトに登録しておきましょう。
2~3個の転職サイトに登録しておくと、その分だけ情報が入りやすくなりますよ。

年収を優先したい方は、条件を指定し過ぎ広く情報をもらえるようエージェントに伝えておくことが大切です。

地方の薬局に転職する

中小薬局の薬剤師が不足しがちと言っても、都市部では比較的充足しています。

逆に地方薬局の薬剤師は、慢性的に不足しがち。


薬剤師が不足する地方での求人は、都市部よりも高めの設定です。

例えば東京で500万円の求人なら、群馬だと550~580万くらいが望めますし、山梨や静岡だと、600万を超えることも。

引っ越しに抵抗がないなら、地方求人を狙ってみるのも良いですね。
筆者の友人も大手薬局で地方に転勤となった後、地元の高収入薬局に転職しました。

1人薬剤師・管理薬剤師になる

全てを自分だけで対処する1人薬剤師は、負担が大きいため年収高めの設定が多いです。
必然的に管理薬剤師となるため、手当もつきますね。

中小薬局から管理薬剤師・管理薬剤師候補の募集が出た場合、即戦力を求めています。
経験が高い薬剤師が求められますが、その分高年収も見込めるんです。

自分では評価される経験ではないと思っていても、スキルが求人元が求めるものにマッチすれば高年収に繋がることも。
自分の経験やスキルは余さず転職エージェントに伝え、しっかり売り込んでもらいましょう。

東京中心に展開する東京オレンジ薬局など経験やスキルを評価してくれる企業は、高年収を狙いやすいですよ。

三上小夜香

とことん年収アップを突き詰めたい方は、薬剤師の年収アップ方法を『年収上がり幅』と『激務度』を元に徹底解説!も読んでみてください!

中小薬局への転職に強い転職サイト

薬剤師向けの転職サイトは数多く存在するので、目的に合った転職サイトを使うのが大事です。

中小薬局への転職に合った転職サイトは、以下の2つですよ。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフ
高年収・キャリアアップを叶えやすい上に、紹介先にも詳しく頼れる転職サイトです。

厳選された求人ばかりのため転職後に不満が出にくく、マッチング後の離職率は業界内で低い方です。

ファルマスタッフは業界トップクラスの調剤薬局の子会社なので、調剤薬局の業務や実情に詳しく、知識が豊富で見学や面接同行の際にも頼れるエージェントばかり。

ファルマスタッフのエージェントは、年収や勤務条件の交渉を、かなり粘り強く頑張ってくれます。
他社で紹介されて希望が叶わなかった求人が、ファルマスタッフに交渉してもらって希望が合うようになったという実例もありますよ。

\1分で完了!/
ファルマスタッフに無料登録する

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師
求人数や求人先への詳しさ・交渉力や対応など、全てにおいてバランスの取れた転職サイト。
当サイトの転職サイトランキングでも、1位としておすすめしています。

優秀で丁寧なエージェントが多く、求職者の希望に合う求人をキッチリ探してくれます。

転職を急かしたり押し付けたりもしないので、転職が初めてでも安心。

労働条件に関する交渉が得意なので、ワークライフバランスにこだわりたい方にも向いていますね。

求人先の企業情報に詳しい転職サイトなので、中小薬局の安定性に不安がある方にもおすすめできます。

三上小夜香

もっと高年収にこだわりたい方は、高年収にこだりたい方向けの転職サイトも参考にしてください!

調剤薬局で大手より中小の方が給料がいい理由|まとめ

調剤薬局において中小が大手よりも年収が高い理由をまとめると、次のようになります。

中小薬局が大手よりも年収が高い理由

  • 大手は、給料面での優遇による薬剤師確保の必要性がない
  • 大手は給与テーブルが決まっているので、交渉しにくい
  • 中小薬局は安定した薬剤師確保のため、高収入求人を出しやすい
  • 中小薬局は臨機応変に条件や給与交渉に応じてくれやすい

中小薬局は年収アップを狙いやすい求人先です。
年収アップのカギは転職エージェントの活用。
今回事例を挙げた薬剤師さんはみな、転職エージェントを上手に活用して年収アップに成功しました。

薬剤師向け転職サイトは、求職者はどれだけ利用しても費用がかかりません。

中小薬局に転職して年収アップしたい方は、まずはファルマスタッフや薬キャリに相談してみるのがオススメですよ。

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三上小夜香 三上小夜香
大手調剤薬局に勤務後、転勤族であるMRとの結婚により退職。結婚後はしばらくパートで働き、派遣薬剤師に転向。妊活に専念するため退職し、現在は子育てとライターの兼業中。趣味はゲームとネットサーフィン。

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