薬剤師って世間で思われているよりもハードで、肉体的にも精神的にも疲れる仕事ですよね。
仕事が大変すぎると家庭や趣味にかける時間がなくなりますし、残業が多く疲労が溜まりがちだと、調剤過誤も起こしやすくなってしまいます。
薬局の仕事において、ワークライフバランスを乱す大きな原因となるのは、残業です。
残業が多いと、辞めたいと感じることも増えてしまいますね。
ただもちろん残業が全くない薬局、残業の少ない薬局も存在します。
大手のエリアマネージャーとして多くの店舗を見てきた私の経験から、残業の多い薬局・残業の少ない薬局の見分け方、そして残業のない調剤薬局の探し方をお伝えします!
今残業が多くて困っている方、残業が少ない薬局へ転職したい方の参考になればと思います。
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薬剤師の残業のない調剤薬局の探し方
転職サイトによっては「残業なし」「残業月10時間以下」という求人の検索項目があります。
多くの求人の中から残業が少ない職場を探す参考になるので、ぜひ一度は使ってみたください。
ただ中には以下のような事情で、本当は残業がある求人も紛れているので注意が必要です。
- 元は残業が少なかったけど、欠員が出て残業が増えた
- 近くにクリニックができて、急に残業が増えた
- 残業はあったけど、求人サイトには「残業なし」と申告していた
そこで以下でご紹介する、残業が多いか少ないか見分けるポイントを覚えて、「本当に残業が少ない薬局かどうか」を見極めてくださいね。
薬剤師の残業が多い調剤薬局の特徴
同じような規模の薬局でも、残業が多い薬局と残業が全くない薬局がありますよね。
一般的に残業が多くなりがちな薬局には、以下のような特徴があります。
残業が多い薬局の特徴
- 処方せん枚数に対して、薬剤師数が足りていない
- 正社員が少なく、薬歴を書く時間が足りない
- 処方せんの内容が重く、調剤に時間がかかる
- 交代で投薬するなど、残業を減らす工夫がされていない
- 急な休みに対する、ヘルプが全くない
- 門前病院の診療が長引きがち
- 在宅や施設薬のお届けが多い
- 電子薬歴や自動分包機などのハード面にお金をかけていない
これらの特徴は、求人票を見ただけではわからないことがほとんど。
職場見学や転職エージェントを通じて、細かい情報を集めましょう。
特にチェックしたいのは、職場の人員配置状況。
人数だけ見れば多くの薬剤師がいる薬局でも、パートや時短勤務など短時間勤務の人ばかりということもあります。
そうなると遅い時間帯は少ない人数の正社員だけで働くことになり、人手が足りず残業が多くなるからです。
可能なら希望する職場の、シフト表をチェックさせてもらうと良いですね。
転職エージェントを通じ、職場見学の際に見せてもらえるように伝えておくとスムーズです。
働きやすさや残業なしをウリにしている職場なら、勤務シフトを見せても困らないはずですし、むしろ残業が少ない証拠としてシフトを積極的に見せる企業もあります。
残業なし求人の多いマイナビ薬剤師の詳細はこちら
※転職エージェント2名がマイナビ薬剤師の業界内の評判・特徴をどこよりも詳しく解説します!
データから読み取る調剤薬局の残業量の傾向
次に、求人票や企業情報などデータ上から、残業が少ない企業・残業が多くなりがちな企業を見分けるポイントをお伝えします。
確認したいポイントは次の6項目です。
※表は横にスライドして見ることができます。
原因 | 残業なしの調剤薬局チェーン | 残業の多い調剤薬局チェーン |
店舗展開 | ドミナント展開(3店舗以上) 人口密集地ならより良い |
広域あるいは地方展開 (過疎地域) |
通勤 | 片道60分未満 | 片道60分以上 |
年齢構成 | 30~40代がいる | 30~40代が少ない (20代、50~60代中心) |
運営形態 | 非上場 役員に薬剤師がいる |
上場 役員に薬剤師が少ない |
退職金 | あり | なし |
ヘルプ | 本部から薬剤師ヘルプ可能 | 不可か他店舗からのみのヘルプ |
簡単に解説しますね。
薬局の年齢構成
中堅世代である30~40代が少ないということは、社員の定着率が低いということ。
残業を始め、働きにくい環境なので、離職率が高いと推測できます。
運営形態
役員に薬剤師がいるかどうかは、結構重要。
非薬剤師の役員は現場の声に疎く、働きやすさを重視してくれないことが多いためです。
非薬剤師の役員が「薬剤師1人あたり処方せん枚数40枚」にこだわり、内容の濃い店舗も薄い店舗も、まったく同じ人員配置にするという話を聞いたことがあります。
また、上場企業の方が、現場の声が上に届きにくい傾向にあります。
退職金制度
資本金が多く、退職金制度がしっかりしている企業の方が、人員確保や設備投資にお金をかけられるので、残業が少なくなりやすいです。
社員の働きやすさに目を向けているからこそ、退職金制度を設けているとも言えます。
店舗展開・通勤・ヘルプについては、以下で詳しくお話していきます。
事業戦略から読み取る調剤薬局の残業量の傾向
調剤薬局チェーンの事業方針は、主に2つのタイプに分けられます。
- 薬剤師の安定確保を重視
- 売り上げ(多店舗展開)を重視
どちらも企業が成長するためには大切なことですが、売り上げを重視しすぎて薬剤師の確保が追い付かない企業は、残業が多くなりがちです。
それぞれの詳しい特徴を見てみましょう。
薬剤師の安定確保を重視する薬局
薬剤師の安定確保を重視している企業には、このような特徴がみられます。
- 好立地に集中出店している
- ラウンダー薬剤師がいる
- 長期間の他店舗ヘルプがない
都市部で人口が密集し、駅近くに位置する薬局。
このような店舗は、勤め先として人気が出やすいため、薬剤師が確保しやすいという利点があります。
特定の地域に集中出店していれば、店舗同士が自動車で30分程度の距離にあるなど、応援体制が組みやすくなります。
子育て世代の薬剤師は、子供の急な発熱での早退や欠勤もよくあるので、ヘルプ体制が整っていると安心して働けますね。
さらにラウンダーと呼ばれる、応援専用の人員がいる薬局だと、さらに安心です。
新規出店するエリアや規模拡大の仕方に計画性があり、薬剤師の欠員をすぐに補充できる経営がされている会社が理想です。
薬剤師を確保せずに新規出店をすると、既存店舗から長期間の応援を出すことになり、応援に出る薬剤師にも、店舗に残る薬剤師にも大きな負担となります。
このように薬剤師確保を重視する会社は、単に残業が少ないだけではなく、薬剤師の働きやすさにも心を配ってくれる、働きやすい会社といえます。
加えて上でお話したように、正社員(常勤)薬剤師の割合が高いことも大切です。
常勤薬剤師の割合が高い企業は、こちらのグラフを参考にしてください。
売り上げ(多店舗展開)を重視する薬局
一方で、売り上げや処方せん枚数・店舗展開を重視する薬局は残業が多くなりがちで、離職率も高くなってしまいます。
売り上げ重視の薬局に見られる特徴は、こちら。
- 広域あるいは地方展開(過疎地域)
- 急な欠員に対するヘルプがない
- 長期間の他店舗ヘルプが多い
例えば、売り上げや処方せん枚数を重視して地方にばかり出店すると、都市部に比べて薬剤師の確保が難しくなり、結果として残業が増えます。
薬剤師が確保できない結果、他店舗から人員を引き抜くことで残された社員の残業時間が急増し、求人票に記載の残業時間を大きく超えるなんてことも…。
店舗同士が離れているために急な休みが出た時の応援が要請しづらく、休みたくても休めない環境になってきます。
急な休みに対するヘルプがないのに、長期間の他店舗ヘルプは多いというのは、売り上げ重視の企業によくみられます。
他店舗へのヘルプが多いということは、薬剤師が安定的に確保できていないだけではなく、離職率が高い職場である可能性が高いです。
新規出店のペースが速すぎたり、一人薬剤師の店舗が多いなど、なんらかの理由で離職率が高いんです。
このように売り上げを重視して店舗展開しているような企業では、残業の悪循環が生まれてきます。
慢性的に薬剤師が不足している薬局は常に忙しく残業も多いというのは、多くの薬剤師さんが経験していることではないでしょうか。
他店舗ヘルプの多い薬局、少ない薬局の違いはこちらの記事で詳しく解説しています。興味のある方はご覧ください。
参考記事 応援のない調剤薬局で働きたい!他店ヘルプが多い会社を見抜く10のポイント
残業なしの店舗・残業の多い店舗の違い
ここまで企業ごとの残業の差についてお伝えしてきましたが、同じ企業でも残業の多い店舗と少ない店舗がありますよね。
そこで店舗ごとの環境の違いによる、残業量の違いを見て行きたいと思います。
確認するポイントは次の9項目です。
※表は横にスライドして見ることができます。
原因 | 残業なしの店舗の特徴 | 残業の多い店舗の特徴 |
処方箋枚数 | 一日30枚~40枚 | 一日40枚以上 |
処方箋の内容 | 技術料3000円未満 処方箋単価12000円以下 |
技術料3000円以上 処方箋単価12000円以上 |
かかりつけ薬剤師 | 月間算定数 薬剤師一人あたり10~30件まで | 月間算定数 薬剤師一人あたり50件を超える |
地域支援体制加算 | 算定なし もしくは算定ありでも、夜間休日電話問い合わせや緊急調剤が少ない |
算定ありで、夜間休日電話問い合わせや緊急調剤が多い |
施設調剤 | なし | あり (老健は特に忙しい) |
営業時間 | 病院・クリニックの診療終了時間と薬局の閉局時間の差が30分以上 | 病院・クリニックの診療終了時間と薬局の閉局時間の差が30分以内 |
設備投資 | 積極的 (電子薬歴・監査システム) |
消極的 (紙薬歴・ワンチェック) |
雰囲気 | 薬局全体の雰囲気が良い | 薬局全体の雰囲気が悪い |
その他 | ジェネリック採用基準あり | 開業三年以内 |
簡単に解説していきます。
処方せん枚数
処方内容にもよりますが、薬剤師1人当たりが投薬する処方箋枚数が多いほど、残業が多くなるのは当然ですよね。
眼科・歯科・耳鼻咽喉科を除く薬局では、1人当たりの処方せん枚数が40枚を超えるかどうかを1つの基準としましょう。
ただし耳鼻咽喉科は意外に内容が濃い処方せんが多く、1人40枚でも残業となる可能性があるので、注意が必要です。
処方箋単価
実際に薬局の業務の忙しさ・残業の多さを決めるのは、最終的に薬歴作成にかけることのできる時間です。
調剤と監査に時間がかかるほど、薬歴にかけることができる時間が短くなってしまいます。
そのような“調剤と監査に時間がかかる処方箋”の特徴は何かというと、技術料が3,000円以上で処方箋単価が12,000円以上ということ。
その理由については、別の記事で詳しくご説明をしています。
よろしければご覧ください。
参考記事 調剤薬局の残業時間と処方せん単価の関係
かかりつけ薬剤師
薬剤師の業務を圧迫している、かかりつけ薬剤師制度。
具体的な数で言うと、月間算定数が薬剤師一人あたり30件を超えると、残業を発生させる原因になりやすいです。
地域支援体制加算
地域支援体制加算を算定している薬局は、患者さんから緊急の要請があった場合、電話相談や調剤を24時間受ける必要があります。
そのため地域支援体制加算を算定している薬局より、算定していない薬局の方が、休日出勤や残業が少ない傾向です。
中には算定していても、ほとんど電話相談や緊急調剤がない薬局もあります。
かかりつけ薬剤師や地域支援体制加算による残業・ノルマについては、こちらも参考になさってください。
参考記事 門前薬局の処方箋のノルマとは 技術料の算定に奔走する薬剤師の実態
施設調剤への対応
残業の有無を気にする際、施設調剤を応需しているかどうかは非常に重要なポイントです。
施設調剤のために、昼休みも満足に取れない薬剤師を多くみてきました。
診療報酬改定により、大手中心に集中率緩和のため施設調剤を応需する薬局が増えています。
もし、施設調剤を応需しているのであれば、施設調剤と外来調剤の担当を分けるなど、十分な薬剤師の配置が必要です。
参考記事 ワークライフバランスを考える薬剤師さん要注意!施設調剤という曲者
営業時間
門前病院・クリニックの、診療終了時間と薬局の閉局時間の差が少ないと残業が増えます。
病院・クリニックでの診察は時間通りに終了することはまれであり、門前の診療が終わらないと閉局できない薬局では、残業の原因に。
特に“病院・クリニックの診療終了時間”と“薬局の閉局時間”の差が30分以内のとき、薬局が予定通りに閉められる可能性は限りなく低くなります。
中には診療終了時間と実際に終了する時間に、1~2時間の誤差が出ている病院もあるので、実際の終了時間をチェックすることが大切です。
設備投資
薬局薬剤師の仕事は、時間との勝負。
処方箋1件あたりにかかる調剤の時間を1分減らせば、その分薬歴を書く時間が生まれます。
電子薬歴であれば、操作と記述方法に慣れれば2~3分で1枚は書けますよね。
他にも設備投資により、時間短縮が可能なものがあります。
- 高性能分包機の導入
最大45包の分包機から最大93包の分包機に変えることで、処方日数の長い散剤処方が来たとしても、2度秤量する必要がなくなる - 全自動錠剤分包機の大型化
手撒きユニットを66マス以上にすることで、1日2回30日分の処方箋がきても1回の手撒きで済む - 在庫管理システムの自動化
混雑時の欠品対応を減らせるので、調剤にかかる時間を短縮できて、クレームも減らせる
忙しい薬局ほど設備投資による時短効果は大きく、残業が発生する可能性を下げられます。
薬局の雰囲気
職場見学などに行ったときの印象で、薬局全体の雰囲気が悪いと感じたら、その薬局はやめておきましょう。
忙しすぎる・残業が多いなどマイナス要素があると、薬局の雰囲気が悪くなるからです。
逆に良い環境で働けていると、スタッフの雰囲気は良くなる傾向です。
その他
- ジェネリック採用基準あり
ジェネリックメーカーの吟味をよくせず、基準なく採用してしまうと、突然製造中止になることも。
製造中止や欠品があると、余計な業務が増えて、残業が生まれます。 - 開業三年以内
新規の店舗では、新しく採用した薬剤師が定着せず、欠員気味になることが多いです。
すべての要素が「残業が少ないの店舗の特徴」に当てはまる薬局を見つけるのは難しいですが、求人を比較する際などの参考にしてくださいね。
残業なし求人の多いマイナビ薬剤師の詳細はこちら
※転職エージェント2名がマイナビ薬剤師の業界内の評判・特徴をどこよりも詳しく解説します!
薬剤師が薬歴残業を減らすための工夫
薬歴作成にかけられる時間が少なくても、工夫次第で薬歴残業を減らせます。
薬歴残業を減らすための、工夫の実例を2つご紹介します。
毎日150人くらいの患者さんが来ていましたし、循環器など内容の濃い処方箋がきていたので忙しい薬局だと思います。
薬歴はもちろん溜まりますが、テンプレートなどを使ってどのように時間をかけずに情報を打ち込むか などの話し合いもしました。
1人投薬が終わり、その都度薬歴をスピーディーに入れる練習もしました。
立て込んできた時、患者さんが「早く薬を渡せ」と怒鳴ってきても笑顔で対応し、薬歴終わらせてから次の投薬、という様なルールも決めていました。
ですので、薬歴に関しての残業はあまりなかったと思います。
10店舗ほどを展開する中小調剤チェーン
創意工夫を凝らし、薬歴残業を減らそうと努力している姿勢が見て取れますね。
ただ「薬歴よりも、目の前の患者さんを優先したい」と考える薬剤師さんも多いとは思います。
患者さんを優先した上で、薬歴残業を減らす工夫をしている薬局の例も見てみましょう。
薬剤師間にはどうしても作業速度の差があり、気が付くと同じ人ばかりが投薬して、その人の残業ばかり増えてしまいます。
私のいた薬局でも特定の人の残業ばかりが増えていたので、投薬数40枚を超えたらその日はもう投薬せず薬歴に専念するというルールを設けました。
どうしても患者さんが多いときには全員で投薬しますが、基本的には薬歴を書く時間が確保されるので、忙しさの割に残業は少なかったです。
閉局ごろに薬歴時間がないときには、翌朝の空いている時間帯に、薬歴が溜まっていない人だけが投薬するという工夫もしていました。
全国展開の大手チェーン
この2つの薬局のやり方が全てではありませんが、薬歴残業を減らすための工夫をしているかどうかは、残業なし求人を探すための大切なポイントになります。
入社前の面接や職場見学で確認しておきましょう。
薬歴残業を減らすための工夫は、こちらの「薬歴残業の多い職場・少ない職場の違い、薬歴残業を減らすための工夫とは?」をご覧ください。
薬剤師が転職サイトを利用した残業のない調剤薬局の探し方
残業なしの調剤薬局に転職したいのなら、マイナビ薬剤師・ファルマスタッフの利用がオススメです。
実際に私もマイナビ薬剤師を利用して残業なしの薬局に転職を成功させることができました。
マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師が保有する公開求人数の実に1/3近くが残業月10時間以下の求人。残業なし求人の保有数においては、マイナビ薬剤師がNo.1です。
マイナビ薬剤師は薬剤師の働きやすさを重視してくれるので、労働条件をとても細かく追及・交渉してくれます。
有給取得についても企業の取得率を把握し、取得率が悪い企業にはあまり求職者を紹介しないようにもしています。
筆者が転職なしの薬局に転職した方法
まずは「年収」「通勤時間」「配属店舗の残業の少なさ」この3つを第一条件としてマイナビ薬剤師に伝え、求人を探してもらいました。
さらに転職エージェントに「転職先候補の会社の出店計画を重視している。出店計画がいい加減な会社は人事もいい加減な会社が多いから。」というのを伝え、それぞれの会社の出店計画を調べてもらいました。
マイナビ薬剤師のエージェントはフットワークが軽く、自身が把握していないこともすぐに調べてくれたので、とても助かりました。
そのほか「人材を確保しやすい立地か」「処方せんの内容」「門前病院の診療時間」を加味して、求人を選びました。
最後に面談時に設備の投資状況を確認し、問題がなかったので転職することにしました。
結果、転職は大成功!
残業が減ったことでワークライフバランスも充実し、家族との時間も確保できています。
特に家族と夕食を囲める時間に帰れるようになったのが、嬉しいですね。
残業が少ないので疲労もたまらず、休日には家族と出かけたり、趣味を楽しむ余裕も生まれました。
さらにエージェントの頑張りで年収アップの交渉もしてもらえたので、転職に大満足です。
転職を決めた理由や、さらに詳しい転職経緯・転職後の感想は、こちらの記事にまとめてあります。
参考記事 薬剤師転職成功談~残業なし・やりがいあり・年収アップの3つを獲得
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マイナビ薬剤師公式サイト
※マイナビ薬剤師の詳細は「マイナビ薬剤師の評判・特徴を転職エージェント2人が赤裸々に暴露!」の記事で解説しています。
ファルマスタッフ
ファルマスタッフの残業なし求人数は、マイナビ薬剤師に比べると少ないです。
ただファルマスタッフは、エージェントが現場に実際に足を運ぶことをウリとしており、現場の情報に詳しいという特徴があります。
ファルマスタッフで転職した方の話を伺いました。
当時働いていた薬局はほぼ毎日残業があり、体力的に辛かったので転職を考えました。
ファルマスタッフのほかにも2社ほど転職サイトに登録しており、ファルマスタッフではないサイトから提案された求人の方が条件がよかったんですよね。
ただエージェントさんはファルマの方が感じが良かったので、試しに同じ求人をファルマで紹介できないのか聞いてみたんです。
すると「その薬局は残業が少ないって書いていますが、実は結構残業があるみたいですよ。」と教えてくれました。
しかも残業代を出していないという話も聞くとのことでした。
結局ファルマスタッフのエージェントさんが、実際に薬局長やスタッフと話して残業が少ないことを確認済みという薬局に決めました。
月に1~2回くらい30分程度の残業はありますが、事前情報通りかなり少ないので、転職して良かったと感じています。
28歳 兵庫県 女性 中堅のチェーン調剤薬局
ファルマスタッフのエージェントは、転職に迷っている方の相談もジックリ聞いてくれます。
今の状況から転職すべきかどうか悩んでいる方も、一度ファルマスタッフに相談してみると、今後のビジョンがわかりやすくなると思いますよ。
▼残業なし求人を探すのに利用したい転職サイトはコチラ▼
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※ファルマスタッフの詳細は「ファルマスタッフの評判・特徴を転職エージェント2人が赤裸々に暴露!」の記事で解説しています。
薬剤師の残業のない調剤薬局の探し方|まとめ
調剤薬局の残業時間というと、一般的には処方箋枚数や薬剤師の数を指標にされることは多いです。
しかし、同じ処方箋枚数であっても、今回挙げた項目の内容次第では、調剤薬局の残業時間は大きく変わってくるのです。
残業なしの求人を探す際には、これら求人の詳細な情報をしっかりと理解した上で、求人を探すことをオススメします。
残業のない調剤薬局というのは、離職率が少なく、薬剤師が働きやすい調剤薬局ともいえるのです。
本記事が、そのようなワークライフバランスのとれた、働きやすい調剤薬局への転職の手助けになれば幸いです。
残業は減らしたいけど年収は下げたくない方は、こちらの「薬剤師が残業を減らして年収を下げない転職の方法」を参考にしてください。
残業なし薬局への転職におすすめの薬剤師向け転職サイト
- マイナビ薬剤師:https://pharma.mynavi.jp/
求人数が豊富で、大手から中小まで幅広く取り扱っており、対面でのサポートも丁寧。求人先の情報も豊富です。
薬剤師の働きやすさを重視してくれるので、労働条件をとても細かく追及・交渉してくれます。
マイナビ薬剤師の詳細はこちら - ファルマスタッフ:https://www.38-8931.com/
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