「もうすぐ出産だけど…ブランク作りたくないから早めに働きたいな。
でも前の会社はつわりで辞めちゃったし、再就職できるかな?」
「子どもも1歳になったし、再就職したいです!
子育てと両立できる職場ってあるんでしょうか…。」
出産後の女性が再就職を希望されるケースは多いですよ!
結論から言うと、問題なく仕事が見つかるので安心してください。
私が転職エージェントとして転職・就職をお手伝いしてきた薬剤師さんの中にも、出産後の再就職という方は何人もおられました。
その方たちとお話した内容や事例から、出産後の再就職を成功させるコツをお伝えして行きます。
この記事を読むことで、出産後の再就職先や再就職方法について、ハッキリとイメージが持てるようになりますよ!
はやた
元薬剤師専門の人材エージェントで、10年以上勤務経験あり(人材派遣、人材紹介)。キャリアアドバイザーや法人営業として、薬剤師の転職サポートを年間100名、合計500名以上実施、大手薬局やドラッグチェーンの人事担当や採用責任者の方とやり取りしてきました。
趣味はマラソン。
好きなところから読む(クリック可)
薬剤師が出産後に再就職するときの悩みと解決方法
まずは出産後に再就職を考えた薬剤師さんが、抱えがちな悩みは以下の4つです。
出産後に再就職を考える薬剤師のよくある悩み
- 子育てと両立できる条件で雇ってもらえる?
- 未経験でも働ける?
- 本当に今働くべき?
- 保活と就職活動ってどっちが先?
私が関わった出産後に再就職を希望する薬剤師さんも、多くの方が同様の悩みを持っていました。
これら悩みに対して、私の転職エージェントの経験からお答えします。
子育てと両立できる条件で雇ってもらえる?
出産後に働くということは、薬剤師の仕事と子育てを両立しなければならないということ。
家庭環境にもよりますが、以下のような条件でないと両立しにくいです。
- 自宅から近い・通勤時間が短い
- 保育園のお迎えに間に合う時間に帰れる
- 休みの相談がしやすい
家族の協力が得られるご家庭もありますが、基本的にお母さんが子どものお迎えや家事を担う家庭が多いですね。
そうなると、自宅から職場までの距離、保育園から職場までの距離は大事。
保育園のお迎え時間は決まっているので、残業せず帰れることも重要ですね。
旦那さんが忙しいご家庭なら、17時には仕事を終えたいという希望などもあるはず。
また、子どもは急に体調不良を起こすもの。
急な休みに対応してもらえるかどうかは、重視すべきポイントです。
この3つの条件、全てクリアできる職場を探すのは大変そうですが…
子育てと両立できる職場はたくさんあるので、安心してください。
確かにエリアや条件によっては見つかるのに時間がかかることも。
それでも転職エージェントに交渉してもらったり、随時新しい求人情報をもらうことで希望に近い職場が見つかりますよ。
子育てと両立できる条件で働くのは、決して難しいことじゃないので安心してくださいね。
今すぐ子育てと両立できる仕事の探し方を知りたいって方は、「出産後の薬剤師の再就職先はどうやって探すのがいいか」の項目から読んでくださいね。
未経験でも働ける?
出産後に再就職を考える薬剤師さんには、病院や企業(MRなど)で働いていた方もおられます。
仕事が大変なので産休育休を取らずに、退職されたパターンですね。
薬剤師さんのパート求人の多くは調剤薬局。
そのため「未経験でも働けるか?」と不安を持つ方も。
確かに経験者限定という求人もあります。
でも実は、未経験可の調剤薬局求人の方が多いんですよ。
逆に病院の方が未経験者不可の求人が多い傾向。
調剤薬局を経験していないからと言って、産後の再就職で困ることはないですよ。
本当に今働くべき?
「もう少し子どもが大きくなってから働く方がいいのかな…」
「でもブランクが長くなるのも不安…」
出産後に再就職先を探す薬剤師さんの多くが、どのタイミングで復帰するべきか悩んでいます。
子どもが小さいほど仕事との両立が大変だし、単純に子どもの傍にいたい気持ちもありますよね。
こちらの回答に関しては、正直なところ人それぞれ。
すぐ働かないと金銭的に厳しいなら、今すぐ働かざるを得ないですよね。
もしそうでないなら、求人を見て決めても良いのではないかと思います。
子育てと両立できる求人は見つかると上でお話しました。
でも希望したタイミングで、必ず良い求人が見つかるとは限りません。
『周囲の協力が得られにくい環境なのに、18時までの仕事しか近隣にない。』
その状況だと、子育てとの両立はかなり大変。
なので、今ある求人を見てご家族と相談しながら、本当に働くかどうか決めるのが良いと思いますよ。
多少の妥協が必要なこともありますが、妥協しすぎると長続きしません。
難しそうなら、良い求人が出てくるまで待ってみましょう。
転職エージェントに相談しておけば、良い求人が出た時点で連絡をもらえます。
どの求人を見ても仕事と子育てを両立できるイメージが湧かないなら、もう少しお子さんが大きくなるまで待つのもありですね。
ブランクは短いに越したことはありません。
でもあまりに長くなければ再就職に影響はないですよ。
保活と就職活動ってどっちが先?
「#保育園落ちた日本死ね」がトレンド入りして早4年。
未だに待機児童は多いままで、認可保育園は激戦状態です。
そうなると保活と就職活動って、どちらを先にするべきか悩みますよね。
この悩みへの回答は、「どちらが先でも良いけど保活はなるべく早く」ですね。
当然、就活前に保育園が決まっているのが理想。
ですが保育園に入園するための点数は「就職内定 > 就活中」なので、就活中は保育園が決まりにくいんですよね。
なので保育園が決まってない場合は、再就職先を決めてその会社に就業予定である旨の書類を書いてもらい、保育園に受かりやすくするという流れになります。
結果的に保育園が決まらず、残念ながら就業できないことも。
それは事前に企業側に了承してもらうので、問題ありません。
勤務条件や未経験は、出産後の再就職においてそれほど問題になりません。
働くタイミングや本当に働けるかについて、ご家族と話し合うのが一番大切です。
薬剤師が出産後に再就職して実際に苦労すること
次に、実際に出産後に再就職した薬剤師さんが、働き出してから苦労していることを紹介します。
どちらの苦労も就職前の対策で、ある程度対処可能です。
事前に再就職後の生活について、ご家族としっかり話し合っておくのが大事ですよ。
急な休み、定時上がりが大変
意外に多いのが、こんな声です。
子育て中のことを就職前に伝えたのに、急な休みでイヤな顔をされたり残業が多くて保育園のお迎えに間に合わない…。
こんな苦労をされている方に多く共通しているのは、「職場の近さを優先して、他の条件を妥協した」ということ。
上でお伝えした、子育てを仕事を両立する条件の「通勤時間・勤務時間・休みの取りやすさ」この3つ。
どれを妥協しても、再就職後に苦労してしまいます。
夫や親のサポートが全面的に得られるなら良いですが…
そうでないなら出産後の再就職先探しで妥協は厳禁。
勤務開始時期にこだわらず、納得できる条件の求人が出るまで待ちましょう。
条件に合わない職場を選んでも、大変過ぎて結局辞めることになってしまいます。
家族から理解が得られない
上記のように、仕事と子育ての両立ってかなり大変です。
加えて家事もしなくてはならないので、今まで通りにはできないこともたくさん。
お惣菜を買うことが増えたり、掃除が行き届かないこともあるでしょう。
そういった仕方ない部分に対して、ご家族の理解が得られず苦労されている方も。
パートだとしても、仕事をしていることに変わりはないですね。
共働きなら、家事も分担が基本です。
後々苦労をしないために、働き始める前に家事の分担についてご家族と話し合っておくことをおすすめします。
ここでご家族の理解や協力を得られないなら、働き始める時期を再検討する必要があるかもしれません。
出産後の薬剤師の再就職先としておすすめの求人
実際に出産後の薬剤師って、どんな職場で働いてるんですか?
多くの方が、調剤薬局を選ばれますね。
その理由は、家から近いという条件を優先される方が多く、そうすると一番見つかりやすいのが調剤薬局の求人だからです。
最近大手企業は正社員採用を優先するので、パートを希望するママ薬剤師さんは多くの方が中小~個人薬局に入られますね。
もちろん中には、ドラッグストアや病院・企業を選ぶ出産後の薬剤師さんも。
以下では職場ごとの特徴や、選ぶときのポイントを紹介していきます。
調剤薬局
出産後の再就職におすすめの調剤薬局
- 薬剤師数に余裕がある
- ママ薬剤師に理解がある
- パート薬剤師が多い
子どもは急に体調を崩しやすいもの。
どうしてもシフト外で休んだり、早退しなくてはならないことがあります。
そんなときに薬剤師数がギリギリだと、休みにくいですよね。
薬剤師数に余裕を持たせている調剤薬局なら、急な休みにも対応できます。
ドミナント展開の薬局で、近隣から応援がもらえるところも良いですね。
管理薬剤師や経営者が、働くママ薬剤師に理解があることも大事。
子どもがいる管理薬剤師の店舗や、企業として子育てを応援しているところがおすすめです。
同様にパート仲間が複数いれば、子育てへの理解が得られやすいです。
急な休みに対しても、お互いフォローしながら働けます。
調剤薬局での正社員勤務は、多くが9~18時の固定。
正社員で働くなら、延長保育を利用する必要があります。
ドラッグストア
出産後の再就職におすすめのドラッグストア
- 近隣店舗から応援がもらえる
- ママ薬剤師に理解がある
- シフトの融通が利く
※ドラッグストアの調剤部門は、調剤薬局の項目を参考にしてください。
ドラッグストアの薬剤師数は、基本的に少なめ。
1~2人で回している店舗も。
そのため、基本的には急な休みに対応できるようになっています。
どの程度応援が来れるのか、来やすい状況なのかは確認が必要ですね。
子育て中は、急な休みを取る可能性が高いためです。
会社として、ママ薬剤師に理解があるドラッグストアを選ぶと良いでしょう。
スギ薬局は子育てサポートとして認定された、「プラチナくるみんマーク」を取得しています。
ドラッグストアは営業時間が長いので、シフトの融通が利くことも大事。
ママ薬剤師は早番~夕方に固定で、それ以外を正社員や学生アルバイトが回すスタイルなら安心して働けます。
ドラッグストアは、多くの企業に社員割引があります。
日用品も割引で購入できる社員割引は、ママ薬剤師さんに人気の福利厚生です。
病院
出産後の再就職におすすめの病院
- 薬剤師数に余裕がある
- 早番で固定できる
自宅から遠くないなら、病院も出産後の再就職先として◎
なぜなら定時が薬局やドラッグストアよりも早いからです。
託児所併設の病院やクリニックもあるので、運よく巡り合えたら保活も不要。
託児所ありの求人は、ママ薬剤師に柔軟に対応してくれます。
病院勤務のネックは、遅番や夜勤。
子育てと両立するなら、早番で固定できる病院求人を探した方が良いでしょう。
病院は、定時が早いので正社員として働きやすい環境です。
子育てと両立するなら、クリニックなど病床数が少ない病院をチェックしましょう。
製薬会社や卸など企業
出産後の再就職におすすめの企業
- 自宅から近い
- 残業なし
大都市限定ですが、製薬会社のDI職・医薬品卸企業の管理薬剤師なども、ママ薬剤師に向いた仕事です。
なぜなら多くが17時~18時終了固定で、土日休みだから。
家庭と両立しやすい仕事と言えます。
求人数が少ないので、タイミングが合えばという感じですね。
医薬品卸の勤務先は都心から離れた郊外が多いので、自宅近くに求人が出ていればラッキーです。
企業は基本的に残業が少なめですが、職場によりけり。
子育てと両立するなら、残業量や帰宅時間の目安を確認しましょう。
企業はママ薬剤師も多く働く職場です。職場の理解も得られやすいですよ。
パート募集は出にくいので、正社員で頑張りたい方向けですね。
参考記事 ママ薬剤師の正社員の転職先としてDI職がオススメな理由
派遣
2020年初旬ごろから、新型コロナウイルスの影響により処方枚数が減っています。
そのためどこの大手企業も、派遣を減らして新卒や直雇用の薬剤師を増やす動き。
実際に、派遣スタッフの契約終了も多く発生しています。
社会情勢が安定すれば派遣求人も出てきますが、今現時点で派遣のみで出産後の再就職を考えるのは難しいと思います。
どんなに条件の良い職場でも、自宅や保育園から遠いと働けません。
まずは職種を限定せず、エリア内で条件に合う求人を探すのが良いですよ。
出産後の薬剤師の再就職先はどうやって探すのがいいか
仕事に復帰したいけど、育児に忙しくて就職先を探す時間がないんです…。
出産後の薬剤師さんが再就職先を探すなら、迷わず転職サイトを使ってください!
最小限の労力で、条件に合う求人を見つけてくれますよ。
ネットやハローワークでも求人は見つかりますが、求人票上の限られた情報しかわかりません。
「パート募集、○時~○時まで働ける方、時給○○円」などですね。
例えば「週3日、9時~16時で働きたい。家庭の事情で木曜日は休みにしたい」という希望があった場合、自分で電話して確認しないと希望が通るかわかりません。
場合によっては、面接に行ってみないとわからないことも。
転職サイトを利用すれば、エージェントが代わりに希望の条件で働けるか確認してくれます。
希望を伝えて、条件に合う求人だけをピックアップしてもらうことも可能。
エージェントに選んでもらった求人を自分で比較検討することで、より希望に近い求人を探し出せます。
少し条件の合わない求人もエージェントによる交渉で、自分に合う条件に変えてもらえることもあります。
最初に希望をしっかり伝えれば、求職者さんは待つだけ。
リサーチに時間をかける必要がないので、子育てで忙しくても就職活動ができますよ。
出産後の薬剤師が再就職を成功させるコツ
転職サイトを使うことに加えて、以下の2つを実践すると理想の職場が見つかりやすくなりますよ。
再就職を成功させるコツ
- 薬局やドラッグストアへ見学に行く
- 複数の転職サイトを利用する
子育てと仕事を両立させる条件として、重要なのは職場までの距離。
ということは、自宅の近所で働く可能性が高いですね。
自宅の周辺に薬局やドラッグストアがあったら、見学に行ってみましょう。
患者さんやお客さんとして訪問することで、職場の雰囲気を掴みやすくなります。
良さそうな薬局やドラッグストアを見つけたら、エージェントに「〇〇薬局で私の勤務条件で勤務可能か確認してもらえますか?」と聞いてください。
エージェントが個人情報を出さずに調べてくれます。
また、転職サイトは1つではなく2~3社利用するのがおすすめです。
エージェントとの相性もありますし、複数の転職サイトを利用すればそれだけ多くの求人を紹介されやすくなるからです。
出産後の薬剤師におすすめの転職サイト
転職サイトはそれぞれ、得意とする分野や求職者さんへのアプローチ法などが違います。
転職サイトを有効に使うには、現状にあったサイトを使うのが大事。
出産後の再就職におすすめの転職サイトは、以下の3つです。
マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師のおすすめ理由
- 労働条件を細かく交渉してくれる
- 求職者のペースで就職活動できる
- 求人先の企業情報に詳しい
勤務日や勤務時間・休みのことまで、かなり細かく交渉してくれるマイナビ薬剤師。
条件に合わない求人でも、マイナビに相談すれば条件に合わせてもらえる可能性ありです。
求職者のペースを大事にしているので、就職を焦らせることもありません。
子育てと就職活動の両立も、無理なく進められますよ。
求人先企業に詳しいので、子育てを応援してくれる企業も紹介してもらいやすいです。
\1分で完了!/
マイナビ薬剤師に無料登録する
薬剤師転職ドットコム
薬剤師転職ドットコムのおすすめ理由
- 女性エージェントが多く頼れる
- 面接対策や履歴書添削をしてくれる
- じっくり話をしてピッタリの求人を探してくれる
他社に比べて、圧倒的に女性エージェントが多い薬剤師転職ドットコム。
ママエージェントも多く、ママ薬剤師さんにとって頼れる存在です。
現場から離れていた期間がある人にとって、面接対策や履歴書添削はありがたいですね。
じっくり時間をかけて聞き取りし、求人を探すスタイル。
どんなところで働きたいか決まっていない方も、エージェントと話すことで希望の職場像が決まってきますよ。
\1分で完了!/
薬剤師転職ドットコムに無料登録する
ファルマスタッフ
ファルマスタッフのおすすめ理由
- 求人先の店舗情報に詳しい
- 給与アップ交渉をしてくれる
- 見学・面接同行がある
ファルマスタッフは、求人先の店舗情報に詳しいのが魅力。
店舗やエージェントによりますが、スタッフの年齢構成や薬局長の人柄まで把握していることも。
高年収に強いファルマスタッフだからこそ、給与交渉も積極的です。
忙しいママ薬剤師だからこそ、高収入で効率よく働きたいですね。
見学や面接も完全同行なので、面接に慣れていない方でも安心です。
\1分で完了!/
ファルマスタッフに無料登録する
各社の詳細や他の転職サイトも知りたい方は、「【プロが選ぶ】薬剤師転職サイトランキング2021|エージェントが業界内の評判を元に徹底比較!」をご覧になってください。
薬剤師の出産後の再就職|まとめ
女性にとって、人生の大きなターニングポイントとなる出産。
これまでとは暮らしが大きく変わり、働き方も今までとは全然違ってしまいます。
そのため出産後の再就職に悩みを抱える方も多いですが、事前準備をしっかり行えば子育てと仕事は両立できますよ。
大事なのは、この2つ。
- 妥協せず無理なく働ける職場を選ぶ
- 家族や周囲と協力する体制を作っておく
負担を最小限にすることで、体力的・精神的な負担を最小限にしましょう。
ファミリーサポートや病児シッターなども、調べておくと安心です。
転職サイトへの相談は、「就職しようか悩んでいる」という段階でもOK。
もちろん結果として、就職しなくても大丈夫ですよ。
転職エージェントの力を使って、無理なく働ける職場を見つけてくださいね。
そして、出産後いつかは訪れる『小1の壁』。
ママ薬剤師が無理せず長く働ける職場を探すために、「ママ薬剤師の転職|小1の壁を超えられる転職先の探し方」も参考にしてくださいね。

はやた

最新記事 by はやた (全て見る)
- 薬剤師に人気の薬局求人5選シリーズ【東京 小田急線沿いエリア編】 - 2020年7月20日
- 薬剤師の出産後の再就職を成功させるコツをプロが徹底解説!再就職のよくある悩みとその解決方法 - 2020年5月29日
- 薬剤師に人気の薬局求人5選シリーズ【東京 山手線の内側エリア編】 - 2020年4月11日
この記事へのコメントはありません。