薬剤師の転職活動

大手を辞めたい薬剤師の失敗しない転職先選びをエージェントが解説!

大手を辞めたい薬剤師の失敗しない転職先選びをエージェントが解説!

  • 2020.11.11

女性薬剤師・左手

実は私、せっかく大手の調剤チェーンに入社したのに…辞めたいと思ってます。
大手って辞めちゃったらもったいないですか?

エージェントはやた

大手を辞める不安って、エージェントとして働いていてもよく聞きます。
でも大手を辞めることを心配しすぎる必要はないし、大手を辞めて満足してる薬剤師さんはたくさんいますよ。

ここでは大手を辞めても大丈夫な理由を、実際にクオールや日本調剤など大手を辞めた薬剤師さんの退職理由からお伝えします。

さらに転職エージェント目線から、大手を辞める薬剤師さんが後悔しない転職先選びを案内していきますね。

大手を辞めることへの不安解消や、大手から転職したい薬剤師さんの手助けになればと思います。

エージェントはやた

大手を辞めることに不安を持つ薬剤師さんに、ぜひ読んで欲しい内容です。
読み終わったあとは、大手を辞めたいのに辞めずに悩む必要はないと気付くはずですよ。

大手10社でよくある退職理由は、記事下部で紹介しています。
実際に大手を辞めた薬剤師の転職理由から読みたい方は、こちらからどうぞ。

 

この記事を書いた人

エージェントはやた手はやた
元薬剤師専門の人材エージェントで、10年以上勤務経験あり(人材派遣、人材紹介)。キャリアアドバイザーや法人営業として、薬剤師の転職サポートを年間100名、合計500名以上実施、大手薬局やドラッグチェーンの人事担当や採用責任者の方とやり取りしてきました。趣味はマラソン。

大手を辞めたい薬剤師は多い。辞めたい理由は?

エージェントはやた手

すでにお話したように、大手を辞めたいと考える薬剤師さんは多いです。
私が実際に聞いてきた、大手を辞めたいと思った理由の多くがこちらです。

周りより給与が低いことに気が付いた

薬剤師3年目のとき、大学の友人と年収を教えあったら、自分が一番低かった。
後で調べたら友だちが勤めている中小はこれからもっと年収が上がるみたいで、ここで仕事を続ける意味って何だろうと思ってしまった。

友人は来年には管理薬剤師にしてもらえるようだったが、大手だとポジションがつくのはまだ先なので、早めに転職した方が良いかと考え始めた。
20代 男性 奈良県

一般的に大手と言われる調剤薬局よりも、中小規模の調剤薬局の方が、平均年収が高め。

地方ではあまり差が出ませんが、都市部だと20代でも年収に100万円以上差が出ることもあります。

参考記事 薬剤師はどんな年収アップ転職ができるか転職エージェントが徹底解説!

今の給与のままで家庭を支えることに不安

結婚を考えている彼女がいますが、今の会社の給与だと家庭を支えていくのには不安があります。
彼女は薬剤師ではないので、一度出産で仕事を離れると復職が難しいようです。
自分の給与だけで子どもを育てることを考えると、今の会社では難しいかもしれないと考えました。
30代 男性 石川県

他の職種に比べ、早いうちに給与が頭打ちになる薬剤師。

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結婚や奥様の妊娠を機に、1馬力でも家計を支えられる中小企業に転職をする男性薬剤師も少なくありません。

サービス残業が続いた

入社前は残業代は全部支払いますって言われていたのに、研修後に配属になった店舗では残業代がほとんど出なかった。

薬局長に残業代はどうして出ないのか聞いたら「決められた時間内に仕事が終わらないのは、個人の能力が低いから」と言われたが、全員残業していたので能力は関係ないと思った。

あとで先輩に聞いたら、残業をつけると薬局長の評価が下がるのが理由らしく、一生懸命働くのがバカバカしくなりました。
20代 女性 広島県

残業など時間外労働を行った場合、その分の割増賃金を支払わないことは、労働基準法違反に該当します。

そのため残業をした事実を残さないために、シフトを調整したり、残業前にタイムカードを押させる企業も。

残念なことにそういった残業代の未払いは、大手チェーンに多い傾向です。

ルールが厳しすぎて、患者さんにきちんと対応できない

薬に対する不安が大きい患者さんに色々と質問を受けたのですが、薬局内が混雑していて、それ以上長くお話するのは難しい状況でした。
そこで薬局内が落ち着いてから、後で患者さんのお宅にこちらからお電話して、続きの質問に回答させて欲しいとお話しました。

患者さんもその方がゆっくり話せて助かるとおっしゃっていたのですが、薬局長に「そういった対応はマニュアルにないのでやめるように」と言われました。
電話がダメな理由が「マニュアルに載っていない」だけだったので、納得できず理不尽な思いをしました。
20代 女性 栃木県

薬局長の性格や判断による部分も大きいですが、基本的に大手は業務に対するマニュアルがかなり細かく決まっています。

仕事をする上で一定の決まりは必要ですが、理不尽なルールを押し付けられて、ベストな選択ができないと感じる薬剤師の方も多いです。

異動・転勤が多くて大変

異動や転勤はあるけど多くはないと聞いていたんですが、実際にはかなり多いです。
半年間地方店舗に応援に行かされたあとに、元の店舗に戻らず飛行機の距離に転勤になりました。
来年にはまた別のエリアに転勤と言われており、慣れない土地ばかりで毎日疲れています…。
20代 男性 埼玉県

多くの調剤薬局に異動がありますが、あまりにも頻繁に異動があったり、転勤があると仕事の疲労が大きくなります。

大手を辞めて転居がない企業で働きたいと考える人も、少なくありません。

エージェントはやた手

これらの不満がつのり、実際に転職をするのは新卒入社の勤続4~5年目の薬剤師さんが多いです。
2~3年目ごろから抱えていた不満が、そのころになって爆発するのかもしれないですね。

我慢していたけど、結婚などライフスタイルの変化を機に、転職を決意する人も多いです。

大手出身の薬剤師が大手を辞めてよかったこと・後悔したこと

エージェントはやた手

上のような不満から大手を辞めた薬剤師さんは、転職後どうだったのでしょうか?
大手を辞めてどうだったか、伺ってみました。

転職前に比べて、年収が60万円アップしました。
管理薬剤師候補の入職なので、今後管理薬剤師になったらさらにアップして年収600万円を超える予定です。
30代 男性

異動がほぼないので、落ち着いて働けます。
転勤は絶対にない薬局なので、家を買おうと思っています。
40代 男性

意図的に連休を作ってくれるので、旅行に行きやすくなりました。
店舗の雰囲気が良いので、みんなで相談しながらシフトを作ってます。
30代 男性

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私の経験上、ほとんどの方が大手から中小への転職に満足されていましたよ。
もっと多くの感想が知りたい方は、「調剤薬局大手と中小の違い|転職エージェントが徹底解説!」を読んでくださいね。

ただ、中には大手を辞めて後悔してる方も。

年収はかなりアップしたけど、残業が多くて大変。
前の大手の方が残業が少なかったです。
20代 女性

エージェントはやた手

この方が大手からの転職で後悔してしまったのは、優先順位が決まっていなかったことが原因。
転職エージェントが語る転職に成功する薬剤師と失敗する薬剤師の違い」を参考に、転職理由をハッキリと決めてくださいね。

中小薬局への転職って不安?よくある大手出身薬剤師の不安は解決できる!

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大手を辞めて後悔している薬剤師は少ないと言っても、辞めることをためらう方が大半。
多くの薬剤師さんが、大手を辞めるのに悩む理由は以下の3つです。

  • 中小調剤薬局の将来性が不安
  • 大手の方が福利厚生や退職金が良さそう
  • 中小薬局は教育制度が整ってなさそう

多くの大手出身の薬剤師さんが持つ、中小薬局についての不安要素について解説します。
大手に比べると組織的な不安がありそうですが、実際はほとんど問題ありません。

中小調剤薬局の将来性って大丈夫?

今やコンビニよりも多いと言われている調剤薬局。
残念ながら倒産してしまう薬局もあります。

でも薬局の安定性を個人でそれを判断するのは、正直かなり難しいです。

1つの判断基準として、「マイナビ薬剤師など紹介料が高い転職サイトを使っている企業は、経営基盤が安定している」と言えます。

マイナビ薬剤師は掲載希望があっても、ブラック要素や不安要素がある求人は紹介しないので、安心して働ける中小調剤を選べますよ。

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マイナビ薬剤師の詳細は「マイナビ薬剤師の評判・特徴を転職エージェント2人が赤裸々に暴露!」の記事で解説しています。

中小薬局の福利厚生ってどうなの?

確かに全体で見れば、中小薬局より大手の方が福利厚生面で優れています。
でも中には、大手並みに福利厚生が充実している中小薬局も。

例えば東京周辺に展開している中規模チェーンのメディックスは、福利厚生が良いことで有名。
借り上げ社宅制度や奨学金返済補助金制度はまさに大手並みだし、年間休日も123日と多めです。

横浜調剤薬局グループも有給消化率がほぼ100%な上に、産休育休そして復帰後の時短勤務も利用しやすい環境。
完全週休2日制ですし、長く働くための福利厚生が整った環境ですね。

このように中小薬局だからと言って、必ずしも大手に福利厚生が劣るとは言い切れないんですよ。

ただ女性は結婚してパートや派遣に変えることもあるので、年収を優先させた方が得なことも。
将来のライフスタイルを見据えて、総合的に判断して転職先を検討すると良いでしょう。

中小薬局に教育制度ってある?

大手はどの会社も、充実の教育・研修制度が整っていますね。

でも中小薬局の中にも、教育や研修に力を入れている薬局があるんですよ。

例えば東京周辺に出店しているオーベル薬局
こちらはかなり研修に力を入れています。

医師による講習や社内勉強会に加えて、提携クリニックでの実地研修も。
他店舗での研修もあるため、様々な処方に触れられます。

ちなみにオーベル薬局は、住宅手当が5万円出るなど福利厚生も充実しています。

神奈川県中心に展開する望星薬局も、教育制度に力を入れている薬局です。

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大手出身薬剤師の大手を辞めることに対する不安は、転職先の選び方によって解消できます。
自分の不安を明確にして、転職エージェントに相談してくださいね。

▼企業情報に詳しい転職サイトはこちら▼
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大手出身薬剤師でも満足できる中規模調剤チェーンの魅力

結論として、大手出身薬剤師さんの多くが、中規模チェーン薬局に転職しています。

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中規模チェーン薬局は、大手出身者の不安や不満を解消しやすい存在。
安定性や年収が高めで、福利厚生や教育制度が整った企業が多いからですね。

大手出身者は知識や大手のノウハウを得ているので、中小調剤から歓迎されます。
そのため求職者の希望にあわせて交渉も可能。

例えば、こんな条件交渉が可能なケースがあります。

  • 年収480万円スタート 年収530万円スタート
  • 近隣店舗異動あり 異動なし
  • 毎週土曜日出勤 土曜日は隔週
  • 一般薬剤師 管理薬剤師候補

中小薬局は大手のようにルールが細かく決まっていないので、状況に合わせて交渉が可能。
大手での経験や知識を活かし、意欲的に働く姿勢を見せれば好条件で転職できます。

ただし個人での交渉は上手く行かないので、条件交渉をしたいときは転職エージェントに任せてください。

以下では大手を辞めたい薬剤師の3大理由となる「年収面」「異動」「残業」に対して、中規模チェーンがどのようにアプローチできるのか解説します。

中規模チェーンなら簡単に年収アップ可能

大手企業は、給与テーブルがきっちり決まっています。
そのため、年収500万円を超えるのは30代前半ごろ。

でも中規模チェーンなら、20代の薬剤師さんでも今すぐ年収500万円達成が可能。

管理薬剤師やエリアマネージャー(候補)としての入職なら、さらに上が狙えることも。

大手から中規模チェーンでの転職で、年収が100万円アップなんてことは、珍しくないですよ。

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1店舗もしくは数点の小規模薬局でも高年収が可能な求人はありますが、大手経験者は小規模すぎるのは不安と中規模チェーンを選ぶ方が多いです。

中規模チェーンは異動が最小限で済む

大手薬局はどんどん事業拡大をしているので、薬剤師を各地へ回す必要があります。
そのため異動や転勤が頻繁。

管理薬剤師の育成のため、上司が頻繁に変わることも多いですね。
それがトラブルの元になることも…。

一方中規模チェーン薬局は、それほど頻繁に異動させない傾向。

10年以上同じ店舗で働いている薬剤師さんなども、よくいますよ。

異動が少ない企業や人間関係が良い薬局・離職率の低い薬局については、エージェントがしっかり把握していますよ。

エージェントはやた手

東京の一部エリアについては、私も紹介しています。

残業が限りなく少ない中規模チェーンもある

中規模チェーンでも、残業が多いところはあります。
でも中には、残業が限りなく少ないところも。

例えば灰吹屋薬局は、ほとんどの店舗で月間残業時間は5時間未満。

バンビ―薬局・白金薬局も、残業が少ないことを決め手に入社する人がいるくらいです。

大手だと、エリアや店舗によって残業量に差が出やすいです。
ある店舗は残業ほぼなしで、別の店舗は長時間残業になっていることも…。

その点残業が少ない中規模チェーンでは、どの店舗も一律に残業が少ないですよ。

働きたいエリアの残業が少ない中規模チェーンについては、転職エージェントに聞いてくださいね。

▼企業情報に詳しい転職サイトはこちら▼
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中規模チェーン薬局は、大手出身者の仕事に対する不満を解消しやすい環境です。
どんな環境で働きたいか、何が一番不満なのかをハッキリさせて、転職先を探しましょう。

大手を辞めた薬剤師が、次も大手に再転職はあり?

大手出身者には中規模チェーンへの転職がおすすめですが、安定性が気になり別の大手へ転職を考える方も珍しくありません。

私が転職サポートした大手出身の若手薬剤師さんで、中小薬局を選ぶのは全体の半数ほど。
2割がドラッグストアを選び、残りの3割はまた大手に就職されてます。

最近の大手薬局は、働きやすさを意識的に改善している企業が多いです。
残業時間も、劇的に減っている企業が増えてますね。

異動を最小限にしたい方には、手当を減らすことで異動を減らし対応している企業も。

そのため大手から大手への転職で、不満がちゃんと解消されることも十分にあり得ます。

ただし中にはまだ残業が多いところもあるし、異動が頻繁な大手も。

異動がイヤで転職したのに、また異動が多い大手に入っては意味がないですね。

転職前に自分の決め手となった退職理由をしっかりと見極めて、それを解消できる大手を選ぶのが転職成功のカギとなります。

同じ大手薬局と言っても研修重視や働きやすさ重視など、力を入れているポイントが全く違います。

しっかり下調べをして、転職を成功させましょう。

大手か中小かで悩んでいる方は、「調剤薬局大手と中小の違い|転職エージェントが徹底解説!」も読んでみてください。
各大手調剤チェーンの特徴も載せていますので、大手の比較の参考にもなりますよ。

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年収アップ目的の転職なら、残業は多くハードだけど年収設定は高いドラッグストアがおすすめ。
薬剤師のドラッグストア業界の転職事情2019年版」を参考に、検討してくださいね。

大手を辞めたい薬剤師に送るアドバイス4つ

エージェントはやた手

最後に大手を辞めたいけど悩んでいる薬剤師さんに向けて、私から4つのアドバイスを送ります!

  • 自分に合った働き方を探すのは悪いことじゃない
  • 年収が理由で転職してもOK!
  • 『どんな働き方をしたいか』を明確に決めよう!
  • 転職サイトを利用しよう

以下で解説しますね。

自分に合った働き方を探すのは悪いことじゃない

大手は企業としては成功しているかもしれませんが、働く人全員にとって必ずしも良い環境とは限りません。

例えば異動が多いことを「定期的に新しい環境で働けるのが楽しい」と感じる人もいれば、「環境がコロコロ変わるのは落ち着かない」と感じる人も。

大手で働く限り、組織上異動は絶対につきもの。
異動に不安を感じて働くより、中小薬局の異動がない環境で働きたいって人は実際多いですよ。

待遇や環境・人間関係はもちろん働き方を含めて、薬剤師としてベストを尽くすために自分にあった仕事を探すのが悪いわけはないですね。

大手を辞める=マイナス とはならないので安心してください。

年収が理由で転職してもOK!

正直なところ、「年収を今より上げたい」というのは、トップクラスに多い転職理由です。

薬剤師さんは医療従事者ですが、仕事をするのは基本的にお金のため。
「もっと多く報酬が欲しい」と望んでも、何も間違ってません。

薬剤師業界に限らず、一般的に「年収」はその人の市場価値。

年収を上げるということは市場価値を上げることなので、将来的にプラスにつながることが多いです。

年収アップ目的で転職をして、スキルアップやポジションアップが叶った方も。

「これだけお金をもらってるんだから!」と、年収が上がって仕事に対するモチベーションも上がったと言う方は多いですよ。

エージェントはやた手

ただし年収だけが転職理由だと面接の印象はちょっと悪いので、「薬剤師転職面接の退職理由と志望動機はセットで考える!」を参考に志望動機を固めてみましょう。

『どんな働き方をしたいか』を明確に決めよう!

転職先を決める前に、自分の薬剤師人生のビジョンを明確にしてみましょう。

例えば、こんな薬剤師人生ビジョンがありますね。

『患者さんに寄り添って働きたい。在宅メインでやっていきたい。』
『あまりせかせかしたくない。ゆっくり服薬指導したい。』
『薬剤師としてスキルアップしたい!資格を取りたい。』
『経営者を目指したい。行く行くは自分の薬局を持ちたい。』
『とにかく年収高い薬局で働きたい!お金を貯めたい。』
『プライベート重視。キツくない薬局で働きたい。』

どんな人生ビジョンも、人それぞれ。
間違いなんてないですよ。

人生ビジョンが決まれば、理想の働き方がハッキリして来ます。

それを元に求人を探すことで、自分にピッタリ合った職場が見つかりますよ。

転職サイトを利用しよう

エージェントはやた手

私が転職エージェントだから言うのではなく、心の底から薬剤師さんの転職に転職サイトの利用はマストだと思っています。
転職サイトを利用せず、失敗した方のお話がこちら。

登録した転職サイトの担当者がタメ口で連絡も約束した時間にくれなかったので、「転職サイトは役に立たない」と決めつけ、自力で探そうとしたんですが求人が見つからなくて大変。
企業のホームページを見てもよくわからないし、ハローワークにもあまり載ってない。
仕方なくハローワークに出向きましたが、「薬剤師なんて職に困ってないでしょ」って感じで、真面目に取り合ってくれない。
結局、新聞の求人欄で見つけた薬局に応募したんですが、条件がコロコロ変わる…。
自力で交渉するのは大変だったし、希望も叶いませんでした。
薬剤師転職サイトへの登録ってめんどくさい?ちょっと手間だけどメリットはたくさんあります!より一部抜粋

転職サイトに登録するので大変なのは、最初の登録と面談だけ。

あとはエージェントが、あなたに合う求人を探して連絡してくれます。

ただし!ただ登録すればOKというワケでもありません。

自分の希望をしっかりと伝えて、不安なことはちゃんと相談するのが大事。
エージェントのアドバイスも、しっかり聞いてくださいね。

エージェントはやた手

エージェントの力を最大限に発揮させる方法は、「薬剤師転職エージェントの活用方法を現役エージェントが徹底解説!」にまとめてあります。

一押しの内容なので、ぜひ読んでみてください!

大手を辞めたい薬剤師にオススメする薬剤師転職サイトは3つ!

薬剤師さんが転職するなら、プロである転職エージェントに相談するのが一番。

でも薬剤師さん向けの転職サイトは、たくさんありすぎてどれが良いのかわかりにくいですね。

そこで、私が大手から転職したい薬剤師さんにオススメの転職サイトを、3つピックアップしました!

エージェントはやた手

大手からの転職なら、この中から選べば間違いないですよ。
担当者との相性もあるので、2~3社登録するのが理想です。

しっかり相談したいならマイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師はこんな方にオススメ

  • 初めての転職だからしっかりサポートして欲しい
  • じっくり相談して納得できる転職にしたい
  • 企業の情報を詳しく教えて欲しい

「求職者のニーズにベストマッチする求人を見つけること」を重視しているため、転職者の満足度が高い転職サイトです。

親会社が大手人材関連企業なので、大手企業との繋がりが太く掲載求人数も多め。

さらに20~40店舗の中堅チェーンや個人薬局には、マイナビ側からしっかり営業をしているので、幅広いジャンルの求人があります。

エージェントはやた手

求職者からヒアリングした希望と企業から収集した情報の2つを活かし、求職者・求人先の希望をしっかりマッチさせてくれます。
実際に求職者に人気がある転職サイトですよ。

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※マイナビ薬剤師の詳細は「マイナビ薬剤師の評判・特徴を転職エージェント2人が赤裸々に暴露!」の記事で解説しています。

ガッツリ交渉して欲しいならファルマスタッフ

ファルマスタッフ

ファルマスタッフはこんな方にオススメ

  • 高年収を狙いたい!
  • 叶えたい希望が多い
  • 職場の環境を詳しく知りたい

高年収・キャリアアップを叶えやすい上に、紹介先にも詳しく頼れる転職サイトです。

厳選された求人ばかりのため転職後に不満が出にくく、マッチング後の離職率は業界内でかなり低い方。

ファルマスタッフは業界トップクラスの調剤薬局の子会社なので、調剤薬局の業務や実情に詳しく、面接にも必ず同行してくれます。

ファルマスタッフのエージェントは、年収や勤務条件の交渉を、かなり粘り強く頑張ってくれますよ。

エージェントはやた手

求職者の希望に合わせて、しっかり交渉してくれる転職サイト。
他社で紹介されて希望が叶わなかった求人が、ファルマスタッフに交渉してもらって希望が合うようになったという事例もあるくらいです。

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※ファルマスタッフの詳細は「ファルマスタッフの評判・特徴を転職エージェント2人が赤裸々に暴露!」の記事で解説しています。

薬キャリ

薬キャリ

薬キャリはこんな方にオススメ

  • とにかくたくさんの求人から選びたい
  • なるべく早く転職したい
  • 情報をもらって自分で選びたい

薬キャリは、親会社であるエムスリーが医療系の人材紹介会社としてかなり有名で、企業・病院から求人掲載の依頼がかかりやすいです。

求職者・求人先どちらともメール・電話でのやり取りが中心となり、効率を追求しているため求人数が業界一。

面談に時間をかけないので相談しながら転職したい方には不向きですが、転職に手軽さを求める方には向いています。

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転職目的が明確で行動力のある薬剤師には「スピーディーに転職ができる」と評判ですよ。

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※薬キャリの詳細は「薬キャリの評判・特徴を転職エージェント2人が赤裸々に暴露!」の記事で解説しています。

最後に:薬剤師の転職の具体的な流れ

エージェントはやた手

薬剤師さんが転職サイトを利用して、転職を完結するまでの流れを紹介します。
どのように転職が進んでいくのか、イメージしてみてくださいね。

転職の流れは6ステップ

  • 転職サービスへの登録
  • 求人状況の確認・連絡
  • キャリアアドバイザーとの面談・相談
  • 面談後は『面接対策、履歴書などの添削、求人の紹介』
  • 求人への応募・書類選考・面接
  • 内定・退職交渉・入社

基本的に担当のエージェントが全てサポートしてくれるので、難しいことはないですよ!

STEP1:転職サービスへの登録

転職サイトの登録フォームから、自分の情報を入力します。

サイトにより違いますが、大抵はこのような項目。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所(市区町村まで)
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 転職時期(だいたいでOK)
  • 希望の働き方(正社員かパートかなど。未定でもOK)
  • 要望など(未記入でもOK)

入力は長くても5分程度で終わりますよ。

STEP2:求人状況の確認・連絡

サイトに登録後、当日~翌日には転職エージェントから電話があります。

電話では、職務経歴や転職先への希望などを聞かれるので、紙に書いてまとめておくとスムーズ。

初回の電話にかかる時間はサイトによって違いますが、5~15分くらいです。

サイトへの入力時点で詳細な希望を入れておけば、この時点でいくつか求人の提案をもらえることもあります。

STEP3:転職エージェントとの面談・相談

詳細な希望や現職の状況を確認するため、転職エージェントと面談を行います。

転職サイトの支店で面談することが多いですが、求職者が遠方の場合にはエージェントが近くまで来てくれることも。
柔軟に対応してくれるので、相談してみましょう。

どうしても忙しく時間が取れない場合は、電話面談も可能です。

面談時に「なぜ転職したいのか?」「現職への不満」などを、しっかり伝えるのが転職成功のコツ。

STEP4:面談後は『面接対策、履歴書などの添削、求人の紹介』

面談によりあなたの希望がハッキリ見えてきたら、担当のエージェントがピッタリ合う求人を探してくれます。

求人はいくつか提案されるので、エージェントと相談しながらその中で1番良さそうな物を見つけて行きましょう。

気になる求人があったら、どんどん見学に行くのがオススメ。
現場に行ってみてわかることも多いです。

受ける求人が決まったら、面接対策や履歴書の添削などをしてもらいましょう。

薬剤師の転職面接対策については、こちらの記事でもまとめてあります。

STEP5:求人への応募・書類選考・面接

実際の応募は、基本的に転職エージェントが代行してくれます。

求職者が動くのは、書類選考を無事に通ってから。

面接では、退職理由や志望動機などを聞かれます。
事前にシッカリまとめておきたいですね。

エージェントはやた手

面接時には、勤務条件の確認をすることも。

転職エージェントに同席してもらうことで、聞きにくいことを代わりに聞いてもらったり、一部交渉してもらえます。

面接の同行サービスについては、「薬剤師転職の面接同行サービスで転職に成功する5つの理由」で詳しく解説していますよ。

STEP6:内定・退職交渉・入社

無事に内定が決まったら、入職日の調整や退職の交渉が必要です。

こちらも転職エージェントがサポートしてくれるので、心配いりません。

円満退職のためのアドバイスをしっかり聞いておきましょう。

エージェントはやた手

薬剤師さんが転職を成功させるコツは、転職サイトを使って転職エージェントをどんどん頼ること。
些細なことでもガンガン相談してくれる人ほど、転職の満足度が高いですよ。

上でお伝えしたように、大手出身の薬剤師さんにおすすめの転職サイトは、マイナビ薬剤師ファルマスタッフ薬キャリの3つ。

もっと他の転職サイトも検討したいって方は、「【プロが選ぶ】薬剤師転職サイトランキング2020|エージェントが業界内の評判を元に徹底比較!」を参考にしてください!

参考データ:周りの薬剤師はどうしてる?実際に大手を辞めた薬剤師の転職理由10社紹介

エージェントはやた手

最後に、大手10社を辞めた薬剤師さんの退職理由を紹介します。
全員がこの理由ってわけじゃないですが、企業ごとの主な理由がこちらです。

アインフォールディングスを辞めた理由:給与面での不満

画像出典:アイン薬局

大手の中でも「年功序列」が厳しい企業です。

年収の上り幅が低く、結婚や本人や奥様の出産を機に、30歳前後で「給料面での不満」を理由に転職する人が多いですね。

勤続年数が増えると、役職は必ずあがりますが、出張が多くなります。

出張や管理職の残業も、転職理由として挙げられることがあります。

クオールホールディングスを辞めた理由:体力的な負担

画像出典:クオール薬局

薬剤師1人当たりの業務量が多く、残業も他企業と比較すると多い特徴があります。

業務をこなせず「体力的な負担」を理由に転職をされる薬剤師が多い印象です。

年収もそれほど高くなく、「給与面での不満」も退職理由として挙げられます。

店舗によっては、残業代が出ていないところもあるようです。

日本調剤を辞めた理由:キャリアアップ目的

画像出典:日本調剤

薬剤師としてのキャリア教育が、非常に厳しい企業です。

新卒から3年間を一つの枠として捉えているので、入社1~2年での転職者はほぼ見ません。

ひと段落した3年後に、「キャリアアップの為に」転職する薬剤師が多い印象です。

企業母体は調剤業務以外にも幅広く手がけており、昔の評判に比べると無理な部署変更もなく、業務量も少ないと聞きます。

メンター制度を導入し、新卒薬剤師と2年目薬剤師をペアにすることで、新卒の定着率が上がったようです。

アイセイ薬局を辞めた理由:体力的な負担

画像出典:アイセイ薬局

新卒者でも3ヶ月をめどに(店舗・エリアによっては入社初日から)、1人としてカウントされ、即戦力としての勤務が求められます。

店舗スタッフも必要最小限で構成されており、残業時間、夜診帯の勤務が比較的多くなりがち。

そのため「体力的な負担」を理由に、転職をされる方が多いです。

ほか店舗異動が多いのも特徴で、若い時から異動を経験しますが、店舗環境に慣れることができず「人間関係」を理由に退職する人もいるようでした。

ただ、雰囲気の良い店舗が多く、働きやすいという声もよく聞きます。

ファーマライズホールディングスを辞めた理由:業務内容への不満

画像出典:ファーマライズホールディングス

多数の法人が集まり、グループ企業として大規模になっている企業です。

法人自体が残っているので、法人色にプラスする形で、企業風土をつくっています。

アットフォームな雰囲気に惹かれ、新卒の定着率は高いイメージですが、ベテラン薬剤師が多いことによる人間関係トラブルもまれに見られます。

業務内容が各法人の昔のやり方に沿ったままのものが多く、「業務内容に不満をもって」転職を検討される方もいるようです。

阪神調剤薬局を辞めた理由:一部店舗のブラック要素

画像出典:阪神調剤薬局

元々は関西圏での展開がメインでしたが、全国規模に急成長した企業です。

メインとなる関西圏の店舗は、会社方針がきちんと伝達されている店舗が多いです。

一方、関西圏外では各エリアや各店舗で運営している部分が多く、各上層部の考え方によっては、プラック要素が多々あると聞いたことがあります。

サービス残業や労働環境の劣悪化、本社との風通しがまだ不明瞭な部分があり、封鎖的な環境であることも一因だと思います。

サービス残業など『ブラック要素』がある店舗に当たってしまい、転職を希望される方が多いです。

クラフトを辞めた理由:体力的な負担

画像出典:クラフト

さくら薬局という名称で有名な企業です。

M&A買収を積極的に行い、全国展開をおこなっています。

人材補充と店舗展開のスピード感の足並みが揃っておらず、常に人材不足が露呈している状況です。

結果的に残業時間の多さや遅番シフトの回数増など『体力的な負担』を理由に、転職を希望される方が多いです。

ベガファーマを辞めた理由:人間関係

画像出典:ベガファーマ

大阪府南部を中心に展開しています。

東邦ホールディングスに加入しましたが、企業単体は存続しています。

企業自体が薬剤師が少ない地域に展開をしており、正社員の数が少なく、パートの数が多い特徴があります。

結果、勤続年数が長いスタッフが多く、ベテラン層が多い企業です。

そのため『人間関係』のトラブルが原因となり、入社数カ月での転職をする若手薬剤師もいます。

総合メディカルを辞めた理由:異動の多さ

画像出典:総合メディカル

九州に本社があり、九州地方と他エリアでは方針や人員バランスにバラツキがあります。

新卒者は必ず九州での研修があります。

男性の場合は最初の配属先がそのまま九州となり、数年後に希望エリア(関東・関西)という流れが多いです。

調剤業務以外の部署が多く、配属先の転勤などが盛んです。

きちんと転勤に伴う手当はでますが、家族がいる方などで『異動の多さ』が負担となり、転職を希望されると聞きます。

スギ薬局を辞めた理由:体力的な負担

画像出典:スギ薬局

東海地方を中心に全国展開されている企業です。

全国規模のドラッグストアで社内規定がシッカリしているので、どこに転勤になっても基本の業務内容は同じです。

独自の店舗管理方法を行なっており、リスク管理などはトップクラスの水準を誇っています。

一方、業務内容の厳しさや店舗運営時間の長期化などで、『体力的な負担』があり転職を決められる方が多い印象です。

エージェントはやた手

大手の退職理由は、年収面・異動・残業による体力的な負担が多いです。
自分自身の異動だけじゃなく、異動で上司が変わった結果、相性が悪く退職を決めた方も。
同様に悩みを抱えている方は、こちらの記事を参考に転職を検討してみてくださいね。

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はやた

はやた

元薬剤師専門の人材エージェントで、10年以上勤務経験あり(人材派遣、人材紹介)。キャリアアドバイザーや法人営業として、薬剤師の転職サポートを年間100名、合計500名以上実施、大手薬局やドラッグチェーンの人事担当や採用責任者の方とやり取りしてきました。趣味はマラソン。
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